2012年3月22日木曜日

除湿器のある生活 (Panasonic F-YZG60)

最近まで知らなかった。除湿器というメカを。。。私は乾燥肌なので、小さい頃は加湿器がある部屋で生活をしていたことを覚えてはいるのだが、その逆で、部屋内の湿度を下げるために、空気中の水を取り除く除湿器なるメカがあったなんて、といった素朴な驚き。それを感じたのが数週間前の話である。

最近引っ越したのだが、鉄筋コンクリートのマンションのせいか、部屋が暖かい。1年で最も寒い季節であるはずの2月に暖房をつけずに過ごせるレベルであった。しかし、その代わり、ひどかったのが結露である。外気温と部屋内気温との差が大きいことから、窓やドア周辺部の空気が冷やされ、窓やドアに水が溜まる現象が起きていた。

結果、カビが出る。これまでカビのない生活、人生を送っていたのだが、引っ越してからバタバタしてたせいか、結露対策をしていなかったら、カビが色々な場所に出てきた。これまでカビなんざほとんどお目にかかった記憶がないのだが、その拡大の速度は思いの他著しく、結露対策をばっちりしなければ家中がカビだらけになる、という恐怖から、除湿器を購入したのである。

除湿器を購入するということで見てみると、除湿器には2種類あるよう。
  • コンプレッサー式:コンプレッサーを通して、空気を冷やすことで湿気を水滴に変える
  • デシカント式:水分の吸着に優れたゼオライトで水分を取り除く
首題のモデルは、後者のデシカント式。両者にメリット・デメリットがあるのだが、後者の方が冬でも問題ない、振動音が小さい等のメリットがあり、それを選択した(逆にランニングコストは高くつくのだが)。詳しくはこちら。加えて、店舗での価格、店員さんとの交渉等を経て、当該のモデルに決定したわけです。

除湿器を利用するようになって、勿論結露は減りました。しかし、まーだ出ますね、結露が。朝には窓をさらっと拭く(除湿器が無いと水たまりができていたので随分まし)というメンテナンスが必要のようですが、相当楽になりました。カビもほとんど出ていません。

これまでの結露無し生活が運がよかっただけ、と捉えて、部屋の空気や他メンテナンスをちゃんとせにゃならんな、と学んだ出来事でした。