2012年3月13日火曜日

奥が深いバケツ (omnioutil)

バケツ一つをとってみても、作り手次第でステキな代物になるんだな、と鮮やかに学ばされた。それが、こちらの「omnioutil」。

   

何ともオサレな感じなのだが、まぎれもなくバケツ。
  • 5色あって、色は全て鮮やか
  • 大きさも3サイズ。色の種類の組合せにより、更にデザインに幅が
  • 耐荷重が150kgまで可能
  • GOOD DESIGN賞 2010年ロングライフデザイン賞 受賞
通常、アウトドア等で水を入れたり、食材を入れて洗ったり、と普通にバケツとして利用するのだろう。しかし、別にバケツ的な使い方に縛られることもないだろう、ということで、私の家では、玩具入れとして、LEGO、プラレール、積み木等を収納しています。収納して置いているだけでもオサレでうれしいのに、耐荷重が150kgまであるので、子供が粗く扱っても問題ないのもうれしい。

このような商品に出会うと、そこら中にある一つひとつの商品に可能性を感じる。一つひとつがもっとステキな商品になるのではないか、と。そうすれば、この世界の空間はもっとステキな商品で溢れ、もっと豊かな時間を過ごせるのではないか、と。

この製品を観察してみて、デザインファームのIDEOを思い出した。きっと革新的な人が、革新的なアプローチで商品開発をしたのだろうか。または、カラフルでありながらミニマルなデザインであることから北欧のインダストリアルデザイン会社のものだろうか。

 

しかし、調べてみると、「八幡化成」という岐阜県にあるプラスチック雑貨製造・販売会社によるもの。正直、驚きである。岐阜県から、こんなハイセンスのものが!(すいません、岐阜県の方。。。)

八幡化成のホームページを見てみると、「心が豊かに満たされる魅力あるモノ作り」をコンセプトに掲げている。他の商品もざっと見てみたが、なかなかハイセンスだ。モノ作りへの姿勢と結果作られた商品群に、とても共感を覚えた。日本にも、このようなデザインメーカーがあるというのは、なかなか良い発見。

そんなわけで、日々良い商品に出会いたいな、と再認識させられたわけです。おっと、私のブログのタイトルに通じますな。