周知の通り、マクドナルドの前は、APPLEの日本法人の社長をしていたわけで、マーケティングの機能を軸として、経営の能力も高くて、結果を出すための徹底的にやり抜く、という部分が突出していることがわかります。
加えて、この本を読んでみると、やはり、根本としてある、成長志向と、そこからの行動原理・習慣にしっかりと落ちているというのがわかります。当然、そこができていないと、実態が伴わないので、当たり前と言えば当たり前で、その当たり前がちゃんとできているのがすごいことなのですよね。
以下、ちょっと気になった部分を抜粋しました。
- 仕事でも趣味でも、会社も個人も全ての面で成長したい
- 時間を消費に使うか、投資に使うかで、人生は大きく変わる。では、何を投資というか。それは、新しいプロセスに取組むこと。毎日の行動には同じことの繰り返しが沢山あるが、その中で違う結果を出す様に頑張ることが、時間に投資するということ
- 仕事とは、与えられた作業を終わらせることではなく、与えられた時間の中で、与えられた目標を達成するということ
- 戦略的思考とは、自分で素晴らしい戦略を考えるだけではなく、その戦略に周囲が賛同し、動いて初めて有効になるもの
- 説明抜きでもわかるような絵がかけたときは、相手がわかりやすいだけではなく、自分の頭でも戦略が明快な形になっている
- ひたすら自分の知識・技能を磨く姿勢を公私にわたって貫く。自分の能力が開発されることは間違いない
- ビジネスに「謙虚」は通用しない
- 成功体験の分析は常に心がける
- 健康を維持するために一番大事なのは、自分の精神力・体力の限界を超えるまで頑張りすぎないこと