2013年2月11日月曜日

「企画」の真髄 (「AKB48の戦略!」秋元 康 × 田原 総一朗 )

秋元 康という人の企画力てヤツは半端ない。30年以上も芸能界のトップを走っている実績もそうだけど、言動の一つひとつに、しっかりと意味合いが存在しているものだからスゴイ。だから、秋元 康を中心とした特集や本はついついチェックしてしまう。で、買ってしまった本がこれ。



AKB48に関する取組みを中心として、秋元 康の企画力について、田原総一朗によるインタビューによって探られているのだけど、ほとんどの内容について、こちら↓の本と被るね。そして、基本的に、秋元康の「企画」に関するアプローチというか、行動原理というモノはこの本に書かれているわけですね。本の中身が本質的過ぎて、彼の企画がヒットし続けるにも頷けるリッチな内容。



「企画」という仕事に携わる人は、みな読んだ方が良いのではないでしょうか。例えば、こんな内容が書かれている。とても示唆に富んだ内容。詳しくは上記本にて、どうぞ。
  • ほんの小さな「こだわり」や「思いつき」「ヒント」などから生まれる
  • みな似た様な能力があって、人間なんてあまり変わらない。どうやって人よりも前に出て、企画を売り込んでいくか。その時に必要なのは根拠の無い自信
  • 整理できない情報こそ重要。混沌とした情報こそ価値ある情報の原石のことが多い
  • 自分で情報と読み解くときは、あくまで独断と偏見で
  • 独創性とは裏切りから生まれる。他人が書きそうなテーマではまず負ける
  • マーケティングより自分を信じることが大事
  • 知らないものを頼むことが、昨日とは違う、今日を探すこと
  • とにかく考えろ。24時間考えろ。何を考えるかを考えろ。